「イスラエルとパレスチナのグラスルーツ（一般市民）による平和建設への挑戦」（ The Challenge of Grass-Roots Peace-Making in Israel/Palestine: The Example of Open House）　ピーター・リドル著（IICニュースレター14：www.interfaith-center.org/newsletters.htm/）より

"9月21日、国際諸宗教センター（IIC）、国際宗教的自由協会（IARF）、モラル再武装運動（MRA）は、イスラエルのオープンハウス（ＮＧＯ団体名）のイェヘズケル・ランドゥとミチェル・ファノウスとともに対話プログラムを共催した。アンドリュー・クラーク（IARF）がその会議の議長を務め、パレスチナのムスリムのアミラ・アブディンやラモラ・サンドラム（IARF）が発題した。..." 続き

b) 世界の宗教の共通していること並びに相違点を定義する学術的対話とは？

「原理主義から諸宗教対話へ？（From Fundamentalism to Interfaith Dialogue?）」からの引用

リチャード・トムプソン著（IICニュースレター11：www.interfaith-center.org/newsletter.htm/）

"「1月終わり、国際諸宗教センター（IIC）が主催したサマーヴィルカレッジでの上記のセミナーに参加した。参加する以前は、原理主義者という言葉は、私にとって、いくつか矛盾する意味をもつ言葉だった。メディアが、‘過激派’と同義にそして、中東の爆破テロリストや中西アメリカにおける聖書至上主義者といった種々多様な好ましくない団体の‘非寛容性’と同義に‘原理主義者’という言葉を使っていることを知っていた。しかし一方で、信仰の‘原理に戻る’という語源的意味に惹き付けられもした。人類と神との関係は、原理主義に入るという、ジョージ・フォックスの見識では、クウェーカーは、原理主義になるのではないかと考えた。..." 続き

新たに世界共通の宗教を作り出す試みは、今まで成功の例がない。しかし、諸宗教対話が、新たな共通宗教を生み出すためにあるのではないかという恐れを持っている人が少なからずいる。

「すべての人々がある特定の宗教に改宗すれば、この世は祝福される」と考える一部の宗教のように、統一の世界宗教を全ての人が信仰することによって、究極の調和がもたらされると考える人々が望むものが、世界共通の宗教である。しかしながら、諸宗教対話に携わる多くの人は、宗教の多様性を認識し、かつ多様性の重要性を認識しており、諸宗教対話を通して「大いなる存在」について学びたいと願っている。

　

貧困や開発等の問題に取組む活動をベースとした対話の実例

「価値と変化：世界経済の変化」（キショア・スハー著）より

（IICニュースレター12：www.interfaith-center.org/newsletter.htm/）

"1999年10月4日夜、オックスフォードのマンスフィールドカレッジにて、「開発のための諸宗教対話」（ＷＦＤＤ）との共催でＩＩＣの講演会が開催された。世界銀行の英国・アイルランド代表であるアンドリュー・ロジャーソンは、世界銀行が、各国の戦略企画を開発するためにその政府を支援している発展途上国において行われている新しい試みについて説明した。この新たな取組みは、謙虚さ並びに多くの理解の促進が必要なことを強調しています。…" Transcript

それとも対話は、内なる変化と社会調和のためにあるのか？
　

「瞑想の実践について」ジョン･ヒック著より引用

（IICニュースレター12：www.interfaith.center.org/newsletter.htm/）

"私は、スリランカ仏教僧であるニャナポニカ・マハサラから教えてもらったマインドフルネス方式の瞑想を途中中断することはあったが、ここ何年か実践している。彼と始めて会ったのは、25年程前、森の中にある修道院の外であった。これは、何かについて深く考えるという瞑想ではなく、逆に、ｊ自己を中心においてみた経験、すなわち自身の思考の範疇で構築する通常の世界の意識を無にする瞑想である。私達自身の通常世界とそのもとになる全ての欲望と不安を無にすることによって偉大な真実への道が開かれ、悟りの境地に到達することを目的としている。…"
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