ユニット1:諸宗教対話とは何か?

現在の諸宗教対話活動と団体、歴史的背景の概観と諸宗教との出会いの動機づけ


あなたの親戚や友人に諸宗教対話について説明しなければなりません。あなたが考える諸宗教対話とは何か、諸宗教対話とは何をすることかを2つの文章で表現してください。それら2つの文章を実際に書いて下さい。それらの文章を心に置き、このユニットを読んで下さい。

序論
 
「各宗教の本来の教えは、平和のメッセージ、調和と愛…である。偉大な神聖なる信仰の遺産は、より正しく調和した世界を模索する人々のための豊かな財産である。他の人々の宗教的教義や実践について学ぶことを通して、また、諸宗教者が特に異なる宗教を持つ青年たちが出会い、お互いを学ぶ機会を通して、偏見や無知を一掃することが、宗教間対立を終焉に導く第一歩となる。そうしてのみ諸宗教は(大いなるものに仕え)一体となれる」(2001年マーカス・ブレイブルック)

Sri Mata Amritanandamayi Devi


「どの人種、宗教、国籍に属しているかにとらわれることなく、私達が地球家族として協働した時はじめて地球に平和と幸福がもたらされるだろう」

(神秘主義者であり博愛主義者でもある、世界でも有名なヒンズー教教師、スリ・マタ・アムリタナンダマイ・デヴィ) www.ammachi.org
 


Nelson Mandela
「単なる調和や共存ではなく、アパルトヘイト(人種隔離制度)に対する諸宗教間の連帯の強さが、邪悪な制度終結に多大な貢献をした。」

(元南アフリカ前大統領 ネルソン・マンデラ) www.anc.org.za



Paramahansa Yogananda

「個々の魂が、個人の相違を超えて真の精神的理解にいたる時、苦難の世界は、神の普遍的な認識と人類の友情によって消滅するだろう。」
(自己実現並びにヨゴダ・サトサンガ社会団体創設者パラマハンサ・ヨガナンダ。ヨギ自伝や他多くの出版物の著者。クリヤ・ヨガ師として著名) www.yogananda-srf.org


Yasmin Sooka

「いかに苦境におかれても、平和を追い求めなければなりません。人は死ぬときは、カトリック教徒でもヒンズー教徒でもイスラム教徒でもないのです。」
(南アフリカ真理和解委員会 ヤスミン・ソーカ氏。「北アイルランドにおける宗教・社会・紛争」をテーマとしたIICの会議において)
www.africaaction.org


Kofi Annan

「信仰を持つ人々は、団体や個々人に対し強い影響を与える。なぜなら教師や先導者として変革の力強い担い手となり他の人々を奉仕に導くことができ、また無知、恐れや誤解といった亀裂に橋をかけることができるからである。そして諸宗教対話と諸宗教間協力の良い模範となることができる」
(国際連合事務総長コフィ・アナン) www.un.org/Overview/



Dr. Karan Singh
「いかなる諸宗教対話においても個々人の霊性の大切さを決して忘れてはならない。祈り、瞑想、献身的な活動を通して、私たち自身の内なる核に向かっていかねばならない。」

(科学・文化・精神国際センター創始者、理解の殿堂議長、インド上院議員カラン・シンフ博士) www.karansingh.com


Seshagiri Rao

「宗教の本質的な目的は、和解、友情、平和である。精神的な慈悲心に自覚することにより人間社会にモラルや道理を確立することができる。それゆえに、世界の崇高な伝統宗教は、共に立ち上がり、偉大な神の恵みのため、偉大なる人類の幸福のために働くべきである。」

(南カルフォルニア大学編ヒンズー辞典編集長。ヒンズーと諸宗教対話学に関する著書多数。セシャギリ・ラオ博士





study 上記引用文を読んでみて、あなたが書いた2つの文章に手を加えますか? もし訂正するならどのような文章になりますか?
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