まとめ


 

諸宗教対話活動は、平和促進や人々と宗教観の共生に貢献する重要な構成要素として認識されています。様々な国の人々、紛争を抱えている人々は、より調和的に共存するための手段として諸宗教対話を活用してきました。2001年9月11日に起った悲しい出来事や、ひき続き起った悲痛な戦争で傷ついたアフガニスタンの人々の悲しい状況によって、より多くの人々が諸宗教対話活動の重要性を理解しました。

国際諸宗教対話団体ネットワークが上記の点について次の共同声明文を発表しました。 現在の諸宗教対話活動

"アメリカ合衆国で最近起きた悲しい出来事と宗教的要因で起る紛争に対して ..."
続き
 

諸宗教活動が助けになること:

1.              特定の宗教や宗教団体についての無知をなくしことや固定観念や偏見を減らす事

2.              相違に打ち勝つ強固な土台を築くこと、または、合理的な対話や協力活動を通して信頼や確信を築くことによって、地域や国レベルの共通する目標に立ち向かうこと

3.              下記の方法によって、実際的な重要性を持つ宗教やテロリストに対してその状況を和らげるような多国籍団体と関連を持つ事

コミュニケーションの改善

対話を促進し、より深く耳を傾けること

不公平を理解し共に取組むこと

異なる価値観体系を理解し、尊重し、学ぶこと


 

あなたの地域にはどのような宗教団体がありますか?またどのような諸宗教対話活動が行われていますか?

1.              あなたの地域で、すでに活動している諸宗教対話団体やグループをみつける

2.              あなたの地域の他の宗教団体を地図に示す

3.              あなたの地域の異なる宗教の人々と問題を持ち合って、共に考える

今まで読んだ団体の中で、どのような諸宗教団体があなたの考える諸宗教対話活動を支援してくれると思いますか?


 

 

もしこの段階で、質問がある場合、もしくはあなたの考えを伝えたい場合は、次のメールアドレスに送って下さい。E-mail [email protected]

 

ユニット1の諸宗教対話活動概要には以下のものが提示されています。

1.              宗教的多元主義への対応

2.              多数の宗教や多数の文化からなる社会での生活における課題

3.              諸宗教対話やこれらの課題に立向かうために活用できること

以上の点は、ユニット2−8でもっと詳しく触れられます。そこでは、諸宗教対話活動に参画し始めるためのスキルを身につけられるでしょう。



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