現在の諸宗教対話活動:どのような諸宗教対話活動が行われているか?


1893年の初の万国宗教会議の後、地域、国家並びに世界的レベルにおける宗教とのよりよいコミュニケーションを検討するためにいろいろなグループが結成されはじめ、他宗教を信じる人々の考え方、信仰、実践に関する興味や好奇心が高まってきました。神学の新しい発見と、人類以前の確実さを裏付ける科学とが関連していました。人々が移住し、旅をするような余裕がでてくるにつれ、文化と宗教との出会いも増える結果となりました。

 

1993年の1年間は、諸宗教間の理解と協力の年と表現されているように、多くの諸宗教の行事が行われ、シカゴ万国宗教会議100周年を記念する第2回万国宗教会議もシカゴで開催されました。1993年は特別な年であり、第2回万国宗教会議は、諸宗教対話活動にいくつかの新しい発展をもたらし、今日では、幅広く、様々な問題や課題に取組んでいる多くの地域レベル、国レベル、国際レベルの諸宗教団体があります。

 

2001年3月、14の国際諸宗教対話団体の代表者が集まり、国際諸宗教センター(IIC)主催の会議がオックスフォードで開かれました。この会議で、お互いのコミュニケーションと協力を改善するような非公式的ネットワークが広がりました。

下記の通り、参加した各団体の説明文を掲載したリーフレットが作成されました。それぞれの説明と団体のロゴ(ロゴがある団体のみ)、並びにウェブアドレスが掲載されています。

 

 

これらの団体の内、いくつかの団体について学習し、その諸宗教対話活動はどういうタイプの活動か述べて下さい。あなたが最も興味ある諸宗教対話活動の分野において、どの団体が最も役立ちそうだと思いますか? その団体と協力してやってみたいと思う諸宗教対話プログラムの枠組みを書いてみて下さい。

各国際諸宗教対話団体、並びに団体間ネットワークについての詳しい情報は、ユニット1の最後の諸宗教対話資料を参照して下さい。