対話は、全体的な新しい考え方であると主張する事は、そのような予想によって、暗示されている関係をどのように図表で表すかという制限のない可能性として残しておくことである。私が対話格子表と呼んでいる方法で述べさせて下さい。

 
対話のスタイル
対話の目標
対話の成果
方法A 交換 理解 発見
方法B 交渉 寛容 受容
方法C 相互作用 交流 変化

対話の方法(A,B,C)のプロセスは、宗教が同時並行で存在しているという状況の中で、初めの出会いから最終的な相互作用や相互責任という関係まで参加者を導くものである。類似点や相違点の話合いや個人または団体レベルでのより深い相互作用相互間の情報交換の場となることにより深い理解を促すことを通じて交流活動を行うものである。同様に対話の目標は、宗教のスタイルの違いによって、意見が合わない可能性もある。多くの対話は、情報を交換し、誤解や他の固定観念を取り除くことから始まりま。寛容は、他社からの脅威はないが、自分自身との比較も含んでいる状態である。交流の目標は、共鳴するだけでなく、互いの違いを正しく理解する深い相互関係を認めることにある。対話の成果もまた、変化に向けた相互間の容認を通した発見から発展していく。

言うまでもないが、この格子表は、固定した規則や適切な不動の原理によって、対話関係を定義しようとしたものではない。現実では、対話の関係は、 状況によっていろいろなパターンがあるが、人生の中の最初の出会いから対話という循環は、私達が、2つの諸宗教対話関係の足跡とよぶものである。他者を通して、他者と共に、他者について学ぶことに従事することを意味する。」

- アラン・レイス